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About

会社外観

J-ENGとは?

全長300メートル級の貨物船を動かすエンジンの高さは4階建てビルに匹敵し、出力は自動車の200倍にもなります。そのような大型舶用エンジンの開発を手掛けるメーカーは世界に3社しかなく、当社はその中で唯一、この巨大なエンジンの開発から設計、製造、販売、アフターサービスまでを一貫して担っています。この一貫体制で、お客様のご意見、ご要望を反映させ、独自技術で開発した舶用低速エンジン「UEエンジン」をグローバル展開することで、世界中の人々の生活に欠かせない海上物流を支える大きな役割を担っています。

J-ENGの強み

エンジン
01

世界が注目する
オンリーワンの技術力

2050年カーボンニュートラルの実現に向け、当社独自の層状噴射技術を活用したアンモニア燃料エンジンを開発。また、高圧噴射方式や電気着火方式を用いた水素燃料エンジンも開発中です。これらの次世代燃料エンジンのコア技術は、メタノールを含む多種多様な液体・ガス燃料に応用可能であり、世界中から幅広い展開を期待されています。

pcで作業する
02

先端テクノロジーを
駆使した「船のDX」を推進

遠隔監視による主機診断システムや、IoTおよびAI技術を用いた各種モニタリングシステムを活用し、状態監視に基づく最適かつ効率的なエンジンメンテナンスを実現。将来的にはデジタルツイン技術を確立し、船舶の自律・自動運航の実現を目指します。

※運航データを用いてエンジンの運転状態を再現する技術

巨大クレーンがエンジンを持ち上げている
03

110年を越える伝統

当社は、1910年に創業した神戸発動機と三菱重工舶用機械エンジンの舶用エンジン事業が2017年に事業統合し、発足しました。長い歴史で培われてきた神戸発動機のエンジン製造に関する技術力と最新鋭エンジンを世に送り出してきた三菱重工の開発力、次世代を切り開くソリューション力が世紀を越えて受け継がれています

海
04

新たな燃料コンセプトへの挑戦

当社独自の完全燃焼技術と層状水噴射技術を融合させることで、新エンジン「LSJシリーズ」を開発。LSJシリーズは高品質で環境に優しいA重油またはMGO(マリンガスオイル)のみを燃料とし、100%バイオ燃料にも対応しています。更に、競合他社に先駆けた、アンモニア、水素燃料エンジンの開発を進めており、今後も、CO2やメタンといった温室効果ガスの削減に寄与する新たな燃料コンセプトへの挑戦を続けていきます。

都会の景色

J-ENGのビジョン

世界的視野に立ち、
伝統と革新を融合させ、
日の丸舶用エンジンを
お客様とともに育て、
次代を拓く

VISION

日本地図

J-ENGの拠点

本社・工場

兵庫県明石市二見町南二見1番地

東京支社

東京都港区新橋3-1-11 長友ランディックビル4階

今治営業所

愛媛県今治市北宝来町1丁目5番地3 真栄美ビル5階

本社事務所の外観
本社事務所
本社工場
本社工場
UEトレーニングセンター
UEトレーニングセンター
自動倉庫
自動倉庫

強みを生み出す一貫体制

当社は、ライセンサーとして開発するだけでなく、自ら製造・アフターサービスまで対応することで得た経験や、お客様からのご意見・ご要望を即座に開発へフィードバックすることが可能。また、現場で得た知見やお客様の生の声を踏まえ、ノウハウとして蓄積することで、高い技術力を維持し続けています。

一貫体制のイメージ

J-ENGの取り組み

海のイメージ
01

環境に優しい製品づくり

GHG(温室効果ガス)の削減に取り組むと共に、NOx(窒素酸化物)やSOx(硫黄酸化物)の排出規制をクリアした新機種のラインナップを拡充。製造工程における環境技術も軽減する事で、気候変動課題に対する取り組みを全方位で強化していきます。

エンジン
02

次世代技術の開発

カーボンニュートラルの実現に向け、水素やアンモニアといった脱炭素燃料のエンジン開発に取り組んでいます。更に、「船のDX」にも取り組み、状態監視に基づく最適かつ効率的なエンジンメンテナンスを推進しています。

ゴミ拾い活動
03

地球環境保護と地域社会への貢献

日本財団と環境省の共同事業である海洋ごみ清掃活動を、近隣海岸で継続的に実施しています。また、地元チームであるヴィッセル神戸をオフィシャルパートナーとして応援することで、スポーツを通じて地域社会の活性化に貢献しています。

手のひらに家族の紙切り
04

働きやすく、
人にやさしい職場環境づくり

自己啓発支援制度、奨学金返還支援制度の導入、借上住宅制度を拡充するなど、社員のウェルビーイング向上に取り組んでいます。

手を取り合うイメージ
05

ステークホルダーとともに

コンプライアンス遵守やコーポレートガバナンスの強化、ビジネスパートナー(サプライヤー)様との連携でより良い関係性の構築に努めています。