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パソコンを使用して働く姿

Interview #03

本船でのOJTがターニングポイントに。
磨きたいのは、エンジンの知見と英会話能力のコミュニケーションスキル。

K.K
2023年入社 技術部

大学では機械システム工学科に所属し、4力学や3DCADを用いた解析、ロボット工学、制御工学など、設計に関わることを広く学びました。エンジン設計は、大学時代に習得してきたことを存分に活かせる職種であり、また、ジャパンエンジンコーポレーションは脱炭素社会の実現に向けた社会貢献に携われる会社だと感じたため、入社を決めました。

同僚と並ぶ姿

J-ENGの仕事のやりがい

陸上試運転をはじめ、主機生産に関わる幅広い業務に対応

技術部では、製造するエンジンの仕様をお客様の要望や船級に応じて決定し、その仕様に基づいて手配品の選定や、造船所への提出図書および図面の作成を行います。主機(メインエンジン)製造後は陸上試運転、主機を船舶に搭載した後は海上運転にも携わり、乗組員に主機の操作方法や取扱方法を説明するなど、主機生産に関わる幅広い業務に対応します。私も生産設計担当のひとりとして邁進しています。まだ台数は多くありませんが、陸上試運転時の主機の振動計測や騒音計測などを任され、やりがいを感じています。

J-ENGの好きなところ・印象に残るエピソード

一貫体制のある当社だから、スムーズに型式承認を取得できた

新型エンジンの製造時には船級協会の型式承認を取得する必要があります。以前、ある新型エンジンの型式承認を担当した際、新規図面が多く、船級協会から図面審査において多数の質問やコメントを受けました。図面担当をはじめとした先輩方に聞き取りを行って質問やコメントをひとつずつクリアにし、期日までに承認を受けられたときには大きな達成感が得られました。この迅速な対応は、開発からアフターサービスまで一貫して行っている当社だからこそできたこと。また、製造工場が事務所と同じ敷地内にあり、主機を用いた確認や計測がすぐできる環境も魅力だと感じています。

工場で働く姿

成長を実感する瞬間・目標

船級業務の質問対応をひとりで完結する力が身に付いた

以前、OJTの一環として乗組員向けの主機取扱説明に参加させてもらいました。乗組員のほとんどが海外の方であり、このOJTがきっかけとなって、「主機の取扱方法を理解する」「英会話能力を磨く」という目標ができました。また、船級業務の質問対応に関して、入社当初は先輩方に助けてもらってばかりでしたが、様々なコメントへのフォロー方法を教えてもらい、今ではひとりで行えるようになったことで自分の成長を実感しています。今後も生産設計担当として主機取扱についての知見を習得すると共に英会話能力も磨き、自己研鑽を続けていきたいと考えています。

学生へのアドバイス

多彩な企業や業界に目を向ければ、きっと新たな気付きがある

私は元々、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを行っている別の業界を志望していました。ふと他の業界に目を向けてみたところ当社を見つけ、インターンシップ参加を経て、「この会社でも脱炭素社会の実現に向けた取り組みや業務に携われる」と知りました。ぜひ、特定の業界だけでなく、広い視野で他の業界のインターンシップや説明会にも参加してみてください。きっと、新たな気付きがあると思います。

ある1日のスケジュール

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8:30

出社・朝礼・
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図面設計のアイコン

9:00

図面設計
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12:00

休憩
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13:00

エンジンの振動・
騒音測定
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15:00

打ち合わせ
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17:30

退社

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