10th CIMAC CASCADES に於いてUEC-LSJ機関に関する最新技術を発表
株式会社ジャパンエンジンコーポレーション(J-ENG)は、CIMAC(国際燃焼機関会議)が若手技術者を対象として年1回開催している国際技術セミナー 10th CIMAC CASCADES(10月11日~12日に神戸で開催)に参加いたしました。
今回で10回目となるセミナーでは、「環境への影響ゼロを目指す多様な技術」をテーマに、6か国10人の若手技術者が論文を発表しました。その中で、J-ENGは、「新コンセプトエンジン“UEC-LSJ”の最新技術」と題して、3つの環境課題(NOx、SOx、EEDI低減)を同時に解決するコンセプトであるJUMP(J-ENG、Unique Marine Power)を適用したMGO専焼エンジン UEC-LSJの特徴やコア技術について発表し、好評を博しました。
J-ENGは、日本財団からの助成を得て取り組んでいるUEC-LSJ機関の開発を引き続き実施し、市場投入まで着実に進めて参ります。
EGRシステムは、将来的にTierⅡ運転においても、EGRガスの再循環割合を弱めることで、燃費とNOx排出量の両方を改善することが可能であり、更なる燃費低減のニーズにも柔軟に対応できます。
J-ENGは、TierⅢ対応技術のグローバルスタンダードを目指すべく、低圧EGRシステムの他主機メーカに対する拡販活動にも積極的に取り組んでおり、今回の低圧EGRシステムの初受注を梃子に、先ごろ初号機が就航した低圧SCRシステムとの両輪にて、「日の丸UEエンジン」のライセンサーとして、顧客ニーズに応じたTierⅢソリューションを提案して参ります。
本件に関するお問合せ先
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