バリシップ2019にて超低燃費最新鋭主機関 “UEC42LSH”の市場投入を発表
株式会社ジャパンエンジンコーポレーション(J-ENG)は、2019年5月23日から25日に愛媛県今治市で開催された国内最大級の国際海事展「バリシップ2019」に出展致しました。船主様、造船所様をはじめとする多くの海事関係者の方々に当社ブースにお立ち寄り頂き、最終日にはご家族連れの方々にも数多く訪問頂きました。
そのバリシップの会場においてJ-ENGは、超低燃費最新鋭主機関である“UEC42LSH”と”UEC42LSJ”の開発を決定し、2021年3月に市場投入することを発表致しました。UEC42LSHは、Handy size BCを中心とした中小型船マーケットにおけるベストセラーエンジンであるUEC45LSEの後継機として、徹底した市場調査に基づき、Handy size BCや小型ケミカルタンカー等に最適な出力・回転数としております。また、市場ニーズとして一段と高まるEEDI規制対応や機関室の省スペース化にも寄与すべく、更なる超低燃費化、小型化を実現しております。更に、デジタライゼーションを推進し、信頼性向上、CBM実現にも取り組んで参ります。
また、バリシップ期間中に開催した当社セミナーにおいては、「MGO専焼機関“UEC-LSJ”」、「UE機関の最新就航状況、及びアフターサービス推奨指針」についても紹介し、多くの方々にご聴講頂きました。UEC-LSJは、“JUMP”(J-ENG Unique Marine Power)のコンセプトの下、NOx、SOx、CO₂(EEDI)の環境規制全てにフルコンプライアンスすべく開発した環境負荷低減型機関です。特に2020年から始まるSOxのグローバルキャップに対しては、海運業界全体で複数のソリューションが検討される中、既に全世界で使用され、安定した燃料であるMGOまたはA重油の専焼とすることで、船主、用船社、造船所、乗組員といったあらゆる海運ステークホルダーに多くのメリットをもたらすことが可能です。
J-ENGは、日の丸主機関“UE”のライセンサーとして、これからも42LSH機関、LSJ機関(MGO専焼機関)等、市場ニーズにマッチした主機関を開発・製造し、海運業界の更なる発展に貢献して参ります。
本件に関するお問合せ先
株式会社ジャパンエンジンコーポレーション
担当窓口:総務広報課