29th CIMAC World CongressにてMGO専焼機関(UEC-LSJ)、UEC42LSH機関および低圧EGRシステムを発表
2019年6月10日~14日の日程で、カナダ・バンクーバーでCIMAC(国際燃焼機関会議)が開催されています。CIMACは、世界的な内燃機関(ピストンエンジン、ガスタービン)の研究・開発・製造・ユーザーの集まる国際会議で、3年に1度開催されます。そのCIMACで、弊社は、最新技術であるMGO専焼機関および低圧EGRシステムを発表しました。論文の題名、要旨は、下記の通りです。
論文タイトル:The Latest Technologies of J-ENG UE Engine
要旨:UEエンジンの最新型機関であるUEC42LSH機関を紹介すると共に、2020年からのSOx規制への対応策として有望な、MGOに焦点をあてた最新エンジンUEC-LSJ機関は、層状水噴射技術、完全燃焼技術を組み合わせることで、低燃費と環境規制対応の両立を図り、同時にMGO専焼とすることで、機関室のシンプル化も実現できることを報告しています。UEC-LSJ機関は、エンジンの信頼性向上、不稼働リスクの低減、機関室機器の削減・シンプル化、メンテナンスコストの削減等により、すべての海運ステークホルダーにメリットを提供できることが特長です。
論文タイトル:The Latest Technologies of NOx Emission Control for UE Engines
要旨:弊社独自技術として開発した低圧EGRの商用機でのアップグレード状況を説明し、その優位性が
以下の4項目で更に強化されたことを報告しています。
- 小型でシンプルなシステム構成
- 容易なON/OFF切り替え
- EGR稼働時の良好な燃費性能
- 水処理系統は排出ゼロを達成
本件に関するお問合せ先
株式会社ジャパンエンジンコーポレーション
担当窓口:総務広報課