中国UEライセンシーの受注拡大。世界の初号機となる6UEC33LSH-C2並びに最新鋭6UEC42LSH-Eco-D3を連続受注

株式会社ジャパンエンジンコーポレーション（J-ENG）の中国UEライセンシーである浙江洋普重機有限公司 (Zhejiang Yungpu Heavy Machinery Co., Ltd.) は、中国内航ばら積船向けとして6UEC33LSH-C2型機関初号機を、中国内航ケミカルタンカー向けとして、6UEC42LSH-Eco-D3型機関を連続受注致しました。

UEC33LSH-C2型機関は、UEのロングセラー機関であるUEC33LSIIの後継機として、徹底した市場調査のもと、セメント船、小型ばら積船、ケミカル船等様々な船型に適用可能となる高回転から低回転域までをカバーする超ワイドレーティングを採用しており、機械式機関ながら、他社同クラス電子制御機関を凌駕する低燃費を実現した当社の最新鋭小型機関となります。

また、UEC42LSH-Eco-D3型機関は、世界トップクラスの低燃費が評価され、既に国内にて建造のHandy size BCや中小型ケミカル船にて多数の採用が決定しておりますが、今回は、中国UEライセンシーとして初の受注となります。

J-ENGは、これまで長年にわたり中国市場でのUEシェア拡大に向け注力して参りましたが、性能、信頼性、使い易さ、ライフサイクルコスト等が評価され連続受注に成功、これまでJ-ENG及び国内/中国ライセンシー製の中国造船所向け受注は累計約100台に上っており、現在、中国のUEライセンシーは、マーケットニーズにマッチした33LSHと42LSHの有望商談を多数抱えております。

中国における内航船のリプレース需要は旺盛であり、日本発の技術を世界に広げるべく、豊富なUE小型機関のラインアップを梃子に、中国ライセンシーの活用とJ-ENGからの単体輸出の両輪でUEのシェア拡大を図って参ります。