News ニュース

プレス

商船三井ドライバルク株式会社様/尾道造船株式会社様向 MGO専焼エンジン6UEC35LSJ型機関を受注

5UEC50LSJ-EGR機関
5UEC50LSJ-EGR機関

株式会社ジャパンエンジンコーポレーション(J-ENG)は、商船三井ドライバルク株式会社様向け17,500dwt型近海船向け主機として、MGO専焼エンジン6UEC35LSJ型機関を受注しました。本船は尾道造船株式会社様にて建造され、2022年に就航予定です。

このUEC-LSJ型機関は、日本財団様ご支援のもとに開発したエンジンであり、J-ENG独自の層状噴射システムを適用し、環境に優しいMGO(又はMDO)専焼とすることで、下記のような多くのメリットをご提供でき、海運会社様、造船所様をはじめとした全てのステークホルダーのESG経営に大きく貢献できる画期的なエンジンとなっています。

 ・ 従来の同クラスエンジンより燃料消費率を約5%低減し(当社比)、
  CO2排出量削減の指標であるEEDIフェーズ3のクリアに貢献します
 ・ 単一燃料且つ燃料加熱が不要であることから、燃料系統がシンプルであり、燃料のチェンジオーバー作業が不要です
 ・ 安定した燃料品質により、安定運航の確保と、燃焼室部品のメンテナンス間隔延長が可能です
 ・ SOxスクラバーが不要です

MGO専焼エンジンのメリット
MGO専焼エンジンのメリット

また、このエンジンに適用しております層状噴射システムは、一つの燃料弁から2種類の異なる液体燃料などを層状に噴射出来る技術であり、MGO専焼エンジンの場合は、MGOと水の組合せにより、燃費低減とNOx低減を実現しています。この技術は、アンモニアやバイオ燃料など、各種カーボンフリー代替燃料混焼への応用も可能で、今後の更なるGHG排出削減へ向けた高いポテンシャルを持つものです。

J-ENGでは、既にボア35/42/50cmのLSJ型機関をラインアップ済みで、現在、ケミカル船やバルクキャリア等の主機としても、複数の海運会社様、造船所様より多数のご照会を頂いております。GHGゼロエミッションへ向けたブリッジソリューションとして、このエンジンが、脱炭素社会の実現に貢献できるものと期待しております。

本件に関するお問合せ先

株式会社ジャパンエンジンコーポレーション
担当窓口:総務広報課
TEL:078-949-0800

個人情報に関するお知らせ

本サイトは、クッキー(Cookie)を使用しています。本サイトの利用を続ける場合、クッキーの使用にご同意いただいたこととなります。
ご同意いただけない場合は、ブラウザーの設定によりクッキーを無効にすることができます。